ソーシャルレストラン コーンクマエ(Kon Khmer) @シェムリアップ

シェムリアップのソーシャルレストラン コーンクマエ ( Kon Khmer ) のブログです。

コーンクマエ版・経営者も嬉しいスタッフの給料日?

 

 

経営者が一番怖い日?

 

こんにちは。

コーンクマエのけんじです。

 

今日はコーンクマエの給料日。

 

お金という観点だけでいうと、

経営者にとって給料日は少し怖い日です。

 

 特に売上が悪い時は本当に怖い。

 

でも、給料日は経営者にとって

素晴らしい日でもあるんですよね。

 

 

それは一緒に働いてくれていることへの

感謝を一番伝えることができる日であり、

スタッフの嬉しそうな顔を見れる日でもあるからです。

 

 だから、今日は僕にとっても楽しみな日でもあります。

 

 

そして、このことは、

カンボジアでビジネスをする上で、

大事なことを思い出させてくれます。

 

いや、ひょっとしたら、

人と仕事をする上で大事なこと全般かもしれませんね。

 

カンボジア人のすべてがお金のためだけに働いているわけじゃない

カンボジアでは、日本よりも

転職率が圧倒的に高いです。

 

一度就職したら同じところで、

何年かはがんばらないと・・・

という見方が多い日本に比べて、

カンボジアでは、

 

え!?そんなにすぐにやめるの?

 

と思わされることが多々あります。

 

そして、転職の理由の上位に来るのが、

転職先の方が給料が高いから、というもの。

 

それでついつい僕も、

カンボジア人はお金を理由にすぐにやめてしまう、

と思いたくなる時もあります。

 

でも、

きっとそれだけじゃないんですよね。

 

そりゃ、生活が厳しかったり、

守らないといけない家族がたくさんいたら、

給料がいいところに行くのは当然です。

 

でも、彼ら彼女らが働いていて嬉しい瞬間が

給料をもらうときだけか、というと、

きっとそうじゃない。

 

日本でも同じですよね、きっと。

 

彼ら彼女らにも夢があって、

大事にしていることがあって、

考え方がある。

 

もし、一緒に働いてる人がそれを

理解して大事にしてくれたら、

彼ら彼女らも嬉しいんですよ。

 

自分なりに頑張っているスタッフも、

その頑張りを認めてくれたら嬉しいんですよ。

 

だって、

 

 

人間だもの。

 

 

日本で自分のことで精一杯だった時は、

こうした大事なことをすぐに忘れていました。

 

だからカンボジアでは、

こういうのを大事にしていきたいって。

 

ということで、コーンクマエでは、

お給料と一緒に手書きの手紙を一人一人に

渡しています。

 

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スタッフのモチベーションを上げるためにこうすればいい!

というものではなく、人として感謝の気持ちを伝えて、

一緒に成長していきたいという思いで書いています。

 

すると、最低でも月に一度は、

一緒に働いてくれているスタッフに想いをはせることができるんですよね。

 

 

「有り難う」が「当たり前」にならないように

 

あとはそれを素直に書くだけ。

正直、僕自身が感謝の気持ちでいっぱいになれます。

 

スタッフもとても喜んでくれます。

 

それに、

一緒に働くって、一緒に生きることだと思ってるんですが、

あまりに近くなると、それが当然になってくる。

当たり前になってくる。

 

ありがとうの反対は当たり前。

 

※有るのが難しい、と書いて有り難う。

 だからその反対は当たり前。

 

一緒に働いてもらってることが当たり前に

ならないようにするためにもいいです。

 

これが当たり前になってしまったら、

誰も幸せにならないんですよね。経験上・・・。

 

ということで、

今日はスタッフとともに幸せな気持ちで仕事をしたいと思います。

 

 

追伸:

正直、この記事を書こうかどうか迷いました。

なんか、

「ええことやってるやん」自慢、

みたいにならないかなあと・・・

 

でも、手紙を書いた僕もスタッフも

みんなが幸せな気持ちになれる1つのきっかけと

とらえるなら、これも何かのきっかけになったらなあと思って

書かせてもらいました。

 

もしあなたが経営者じゃないなら、

身近な人への手紙、で置き換えてくださいね。

 

 

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